武漢で「衣類紛失」初の全額賠償
託送会社は顧客の荷物をなくして、慣行によっては、従来は運賃の何倍も弁償してきたが、顧客は文句を言っても譲歩せざるを得なかった。昨日、武漢工商部門の命令で、託送業者は初めて貨物価値の全額を顧客に賠償した。
5月下旬、東西湖区呉家山で衣料品の商売をしていた王さんは、30枚の衣料品が入った包装ダンボール箱を、呉家山騰鑫託送部に河北まで託送し、運賃は40元だった。6月13日、河北省の顧客は荷物が届いていないことを伝え、王さんは託送部に問い合わせたところ、相手は服装が輸送中に紛失したことを認めた。双方は賠償額について大きな相違が生じた。
王さんは東西湖商工局に、託送した服装の仕入れ価格は7437.87元で、託送部は全額賠償すべきで、同時に服装の支払い証明書などの証明書を提供したと訴えた。託送部は、王氏は託送状を締結する前に貨物価値証明書を提示しておらず、貨物の価格保証もしていないとみている。「貨物運送状」の裏面にある注意事項によると、「本部に貨物の運送を委託し、すでに保証されているものは、保証価格の80%で賠償し、さもなくば運賃の3倍で賠償する」という。そのため、託送部は、託送状の賠償基準に基づいて、運賃の3倍の120元を賠償すべきだと考えている。
工商部門は、王さんが衣料品を託送部に託送し、託送部が運賃を受け取り、双方の間で輸送契約関係が形成されたとみている。託送状には限度額賠償条項が明記されているが、他に明らかな提示標識はなく、託送部が合理的な提示と説明義務を果たしていないと認定しなければならない。託送状には「運送費の3倍弁償」が規定されているが、これは運送人の賠償義務を軽減し、託送人のクレーム権利を制限する書式条項に属する。調停の結果、託送部は王さんの服装代金7437.87元を賠償し、運賃40元を払い戻した。
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